巡回展

    「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容
    千葉県
    2023年4月8日(土)〜5月21日(日) 千葉市美術館
    富山県
    2023年6月3日(土)〜7月17日(月) 富山県美術館
    新潟県
    2023年7月29日(土)〜9月24日(日) 新潟市美術館
    東京都
    2023年12月2日(土)〜2024年2月4日(日) 渋谷区立松濤美術館
    開催まであと2日 展覧会の詳細はこちら

    本展覧会では、瀧口修造(たきぐち・しゅうぞう、1903-79)、阿部展也(あべ・のぶや、1913-71)、大辻清司(おおつじ・きよじ、1923-2001)、牛腸茂雄(ごちょう・しげお、1946-1983)の4人の作家の交流と創作を辿りながら、1930年代から80年代にわたる日本写真史の一断片をご紹介します。

    1930年代、技巧的な前衛写真が活発に発表されるなか、瀧口は、写真におけるシュルレアリスムとは「日常現実の深い襞のかげに潜んでいる美を見出すこと」と語りました。本展は、この思想をひとつの軸としています。

    瀧口とともに1938年に「前衛写真協会」を立ち上げた阿部は、瀧口に共鳴し、街の風景にカメラを向けました。また、瀧口と阿部に強く影響を受けた大辻は、「なんでもない写真」と題したシリーズを手掛けます。そして、大辻の愛弟子・牛腸は、「見過ごされてしまうかもしれないぎりぎりの写真」という自身の言葉どおり、独自の視点で周囲の人々や風景を捉えました。

    4人の作家の思想や作品は、互いに影響を与えあい、前衛写真として想起される技巧的なイメージを超えた「前衛」の在り方を示します。戦前から戦後へと引き継がれた、「前衛」写真の精神をお楽しみください。

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