2018年10月5日(金)、東京・港区の森美術館で「カタストロフと美術のちから展」のプレス向け内覧会が開催された。
東日本大震災やアメリカ同時多発テロ、リーマンショックなど世界各地で絶えず発生するカタストロフ(大惨事)に対し、美術が果たす事ができる役割について考察する企画展。
悲劇的な災禍を主題にしたアーティストの作品は、マスメディアの客観性を重んじる記録とは異なり、多勢の世論の影に隠れて見えにくくなった事象を示す場合がある。
また、カタストロフから再起しようとする力は、想像力を刺激し、創造の契機にも繋がっている。
戦争やテロ、難民問題や環境破壊など、危機的な問題が山積する今日において、展覧会では、負を正に転ずる力学としての「美術のちから」について注目。その可能性を問いかける。
「カタストロフと美術のちから展」は森美術館で、2018年10月6日(土)~2019年1月20日(日)に開催。観覧料は一般 1,800円、学生(高校・大学生) 1,200円、子供(4歳~中学生) 600円、シニア(65歳以上) 1,500円。
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