2019年4月26日(月)、東京・千代田区の3331 Arts Chiyodaで「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」のプレス向け内覧会が開かれた。
世界的なインダストリアルデザイナーで、数多くのクリエイターや作品に影響を与えて来たシド・ミード(1933-)の大規模展。
シド・ミードは米国ミネソタ州セントポール生まれ。フォードのカーデザイナーから、1970年に独立。1979年から始めた映画美術の仕事では『ブレードランナー』のデザインで注目を集め、以降も著名なSF映画に数多く参加している。
展覧会は「PROGRESSIONS」「The Movie Art」「TYO Special」「Memories Of The Future」の4章構成。シド・ミードが所有する膨大なアーカイブから厳選された画稿など、150点が展示される。
シド・ミードの意向により、図録には掲載されていない画稿も、展覧会では紹介されている。
また、シド・ミードの公式アプリ「OBLAGON AR」に対応した作品も展示。アプリをインストールしたデバイスをかざすと、スケッチや映像、3Dモデルなどを見ることができる。
日本でのシド・ミードの個展は、1985年に有楽町西武のアートフォーラムで開催された「シド・ミード・テクノファンタジー展」以来、34年ぶり3回目となる。
「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」は3331 Arts Chiyoda(アーツ千代田)で、2019年4月27日(土)~5月19日(日)に開催。観覧料は当日券が一般 2,000円など。前売(一般 1,800円)は4月26日(金)23:59まで発売中。
※追記 同展は会期2週で1万7千人を動員するなど好評のため、会期が2019年6月2日(日)まで延長される事になった。
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発信:インターネットミュージアム
>「シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019」公式サイト