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    半数は個人所蔵のジュエリー、会場デザインにも注目 ── 日本で4回目のカルティエ展が今秋開催
    (掲載日時:2019年6月5日)
    日本で4回目のカルティエ展が今秋開催 ── 国立新美術館
    (左から)本橋弥生(展覧会監修者・国立新美術館主任研究員)、青木早苗(国立新美術館長)、ピエール・レネロ(カルティエ インターナショナルスタイル&ヘリテージ ディレクター)、杉本博司・榊田倫之(新素材研究所)

    世界的なハイジュエリー・ブランド、カルティエの展覧会が今秋開催される事となり、2019年6月5日(水)、都内で記者発表が行われた。

    カルティエの展覧会が日本で開催されるのは、1995年(東京都庭園美術館)、2004年(京都・醍醐寺)、2009年(東京国立博物館・表慶館)に次いで4回目。

    日本での3回の展覧会を含め、 1989年以降、カルティエの展覧会は世界各国の主要美術館などで33回開催されているが、今回は初めて1970年代以降の現代作品に焦点を当てた展覧会となる。

    展覧会のテーマは「時の結晶」。カルティエの創作活動における革新性、現代性、独自性を、メゾンが築き上げてきた創作の歴史を背景に表現する。

    出展される約300点のジュエリーのうち、約半数は、普段は目に触れる事がない個人所蔵の作品となる。

    展示構成は、序章「時の間」に続いて「色と素材のトランスフォメーション」「フォルムとデザイン」「ユニヴァーサルな好奇心」の3章。カルティエのイノヴェーションに満ちたデザインの世界を探求する。

    会場構成は、新素材研究所(杉本博司+榊田倫之)が担当。新素材研究所が美術展の会場構成を手がけるのは、これが初めて。

    12本の光の柱からなる「時の間」では、川島織物セルコンと共同開発したファブリックを使用。「色と素材のトランスフォメーション」は、檜のケースを用いた、木の空間。「フォルムとデザイン」は大谷石をふんだんに使った石の空間で、石切場をイメージ。「ユニヴァーサルな好奇心」は、長さ16メートルの巨大な円弧状のケースを世界に見立てて設置する。

    「カルティエ、時の結晶」は2019年10月2日(水)~12月16日(月)、国立新美術館 企画展示室2Eで開催。

    観覧料は当日券が一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円。それぞれ200円引きの前売券は、7月3日(水)から発売。
     発信:インターネットミュージアム

    「カルティエ、時の結晶」公式サイト
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