2011年5月31日(火)、大阪市は、2016年度に完成予定の市立近代美術館について、112億円の整備費を1割再削減する方針を決めた。
美術館建設の妥当性を検証してきた市行政評価委員会が同日「さらなる整備費の縮減を」と答申したことを受けたもの。
同美術館を巡っては、市が昨年11月、98年に策定した当初計画から規模を縮小し、建設費も約4割減とする新整備計画を発表していた。
市は展示予定作品として、佐伯祐三の「郵便配達夫」など約4400点のコレクションを所蔵しているが、大半が倉庫に眠っている。
市は年内にも答申を踏まえた建設基本計画をまとめる方針。
発信:
毎日jp