アクセサリーミュージアム

アクセサリーミュージアムは田中美晴、元子夫妻のコレクションを常設とする、世界でも珍しいコスチュームジュエリー（装身具）専門の私立美術館です。 戦後からコスチュームジュエリーのメーカー・ベンダーであった田中家は日本人の海外渡航がまだ珍しい1960年代から職人やデザイナーとの打ち合わせに使用するためのサンプルとして装身具の蒐集を始めます。 2010年、70坪以上の敷地に失われた技法や素材、職人の手仕事を後世に伝えるため、アクセサリーミュージアムを設立。 所蔵品5万点以上を特色ある時代区分ごとに同時代の絵画や調度、ファッションコーディネートとともに、常時2000点程度を展示しています。 また、年3～4回、テーマを定めて企画展を開催しています。 展示室のほか、館長の制作デモンストレーションや毎月レッスンをおこなうアトリエ、オリジナルグッズやビンテージ・アンティーク品を扱うショップも併設しています。