弘前れんが倉庫美術館
約100年前に建てられた煉瓦倉庫を活用し、建築家・田根剛氏が 建築設計を手がた弘前れんが倉庫美術館が、国際的な建築賞「フランス国外建築賞(AFEX Grand Prix 2021)」のグランプリを受賞した。
同賞は、フランス文化庁認定によるフランスの建築家が、国外での活動を称える建築賞。過去にフランスを代表する建築家が多数受賞している。
受賞理由は「弘前の街・人々と共におよそ100 年の歴史を刻んできた煉瓦倉庫の記憶のアルバムを一枚一枚めくり返すようだった。コンセプトである<記憶の継承>というシンプルな建築デザイン、シードル・ゴールドの屋根、煉瓦の補修修繕の高度な技術など、深い感動があった」と発表されている。
弘前れんが倉庫美術館は、2020年7月11日に開館。築100年におよぶ煉瓦倉庫の耐震性能を高めつつ、残せるものは可能な限り残し「記憶の継承」をコンセプトに改修された。
現在は2021年度 春夏プログラムとして「りんご宇宙―Apple Cycle / Cosmic Seed」が開催中(8月29日まで)。
弘前れんが倉庫美術館
館内にはグランプリ受賞の案内が
奈良美智《A to Z Memorial Dog》2007年
弘前れんが倉庫美術館 内観
開催中の展覧会「りんご宇宙―Apple Cycle / Cosmic Seed」会場風景
開催中の展覧会「りんご宇宙―Apple Cycle / Cosmic Seed」会場風景
開催中の展覧会「りんご宇宙―Apple Cycle / Cosmic Seed」会場風景
弘前れんが倉庫美術館 内観
田根剛