東京国立博物館「ポンペイ」会場
紀元後79年に火山の大噴火で壊滅したローマ帝国の古代都市・ポンペイの壁画や彫像、工芸品などを紹介する展覧会が、東京で始まる。
ヴェスヴィオ山の噴火によって火山噴出物に飲み込まれたポンペイは、18世紀から発掘が始まり、調査は現在でも続いている。
展覧会はポンペイ出土の膨大な遺物を収蔵するナポリ国立考古学博物館が全面的に協力し、美術・工芸品だけでなく食器や調理具などの日用品も展示。
展覧会の後半ではポンペイ繁栄の歴史を示す3軒の邸宅「ファウヌスの家」「竪琴奏者の家」「悲劇詩人の家」に注目し、それぞれの一部を再現して紹介。2000年前の都市社会と豊かな市民生活をよみがえらせる。
特別展「ポンペイ」は東京国立博物館 平成館で2022年1月14日(金)~4月3日(日)に開催。入館料は一般 2,100円など。
東京国立博物館「ポンペイ」会場
東京国立博物館「ポンペイ」会場
東京国立博物館「ポンペイ」会場