
三菱一号館美術館「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」会場
ウィーンと京都、2つの街でデザイナーとして活躍した上野リチ(1893-1967)を紹介する展覧会が、東京で始まる。
ウィーン工房のデザイナーとして制作を行っていたリチは、結婚を機に移り住んだ京都と2拠点で活動を展開した。
それまでの硬く直線的なデザインを脱し、自然をモチーフとした柔らかく色彩豊かなデザインを発表。テキスタイルを中心とした作品で人気を高めた。
会場では5つの章に分けてリチの多彩なデザイン世界を紹介。関連作家の作品とともに約250点が展示される。
展覧会はウィーン、ニューヨーク、京都など、国内外から作品が集結する世界初の包括的回顧展となる。
「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」は2022年2月18日(金)~5月15日(日)、三菱一号館美術館で開催。入館料は一般 1,900円など。

三菱一号館美術館「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」会場

三菱一号館美術館「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」会場

三菱一号館美術館「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」会場