
太田記念美術館「広重おじさん図譜」会場
「東海道五十三次」をはじめ、風景画の名作を数多く描いた浮世絵師・歌川広重の作品に登場する「おじさん」に焦点を当てた展覧会が、東京で始まる。
広重の作品をよく見ると、顔や表情、服装などが丁寧に描き分けられた人物、とくに男性がたびたび登場していることに着目した企画。
展覧会では、前後期合わせて約150点の作品を紹介。
保永堂版「東海道五拾三次之内」「木曽海道六拾九次之内」など広重を代表する作品をはじめ、おじさん視点だからこそ選ばれた、普段展示されることの少ないレアな作品も展示する。
また広重だけでなく、葛飾北斎や歌川国芳、小林清親といったさまざまな浮世絵師たちが描いたおじさんたちも紹介する。
「広重おじさん図譜」は太田記念美術館で2023年2月3日(火)~5月30日(日)に開催。前期展は2月3日(金)~2月26日(日)後期展は3月3日(金)~3月26日(日)で、前後期で全点展示替え。入館料は一般 800円など。

太田記念美術館「広重おじさん図譜」会場

太田記念美術館「広重おじさん図譜」会場

太田記念美術館「広重おじさん図譜」会場