《青花月兎文栗鼠耳角扁壺》

この作品の応援メッセージを見る

《青花月兎文栗鼠耳角扁壺》 朝鮮 朝鮮時代(18~19世紀)浦上敏朗氏寄贈

山口県立萩美術館・浦上記念館


朝鮮王朝時代に作られた小さな扁壺で、両脇には栗鼠(りす)の形をした耳が付けられ、胴面の前後には円窓の中にそれぞれ月に住む兎(うさぎ)と太陽に住む烏(からす)が描かれています。前後で月と太陽を表わし年月を示していると考えられています。図柄は手慣れた筆致でゆったりと描かれ、その李朝(りちょう)独特の大らかな表現はわが国でも好んで愛されてきました。本作は生前の浦上敏朗氏がもっとも愛玩(あいがん)したお気に入りの作品として知られています。


担当者からのコメント

うさぎが二本足で立ち上がって不老長寿の薬を作っている姿が何とも愛くるしい。肩部には「壽」と「富」の文字が書かれ、お正月にふさわしい縁起のよい作品です。

こちらの作品は「やまぐちバーチャルアートミュージアム」(https://vam-yamaguchi.com/museum/)でも紹介しています。

解説動画はこちら → https://youtu.be/_DoWuVVVsmg


この作品の応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
学芸員募集
大阪府立弥生文化博物館 学芸員(常勤・非常勤)募集中! [大阪府立弥生文化博物館]
大阪府
【2024年5月開館】「名古屋刀剣ワールド/名古屋刀剣博物館」正規学芸員を募集! [愛知県名古屋市中区栄3丁目35番43号(名古屋刀剣ワールド/名古屋刀剣博物館)]
愛知県
【DIC川村記念美術館】学芸員・レジストラーを募集しています [DIC川村記念美術館]
千葉県
高知県立埋蔵文化財センター調査員募集中! [高知県立埋蔵文化財センター]
高知県
臨時的任用職員( 教育普及部職員)を募集中! [宮城県美術館]
宮城県
展覧会ランキング
1
国立西洋美術館 | 東京都
モネ 睡蓮のとき
開催まであと70日
2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火)
2
SOMPO美術館 | 東京都
ロートレック展 時をつかむ線
開催中[あと58日]
2024年6月22日(土)〜9月23日(月)
3
国立新美術館 | 東京都
CLAMP展
開催中[あと58日]
2024年7月3日(水)〜9月23日(月)
4
東京国立博物館 | 東京都
カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話
もうすぐ終了[あと1日]
2024年6月12日(水)〜7月28日(日)
5
麻布台ヒルズ ギャラリー | 東京都
ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
開催まであと97日
2024年11月1日(金)〜2025年2月2日(日)