「清水敦次郎・浅野正俊・源川雪　三人展」　第 I 期　清水敦次郎展

　日展特選の実力派 　　……今、ふるさとに帰る 第？期　清水敦次郎 しみずあつじろう　はこんな人・・・ ・明治27年（1894）、上町（現　本町1）に生まれる。 ・大正4年（1915）に上京し太平洋洋画研究所で画を学ぶ。 ・大正7年には、早くも文展に初入選。以後、文展、帝展に入賞を続ける。 ・晩年は、木曾山中に住まいを移し、細密な描写で山岳風景などを描き続ける。 ・昭和37年（1962）、68才で亡くなる。 　清水敦次郎の描く風景は、奥行き、広がり、そして非常に清新な空気が感じられます。油絵の具は、物の質感を表現するのに適していると言われていますが、ゴツゴツとした岩肌、地面から盛り上がっている木の根、一面を覆う柔らかな苔などが緻密に質感豊かに、そして美しく描かれています。どうぞお楽しみください。 前期：4月20日（土）～5月6日（月） 後期：5月8日（水）～5月19日（日） ＊一部展示替えいたします。