所蔵茶道具展

    茶道具にみる不易流行 -桃山から令和-

    桑山美術館 | 愛知県

    「不易流行」とは、変わらない「不易」な本質と時代を反映して変化する「流行」は根源において結合すべきであるという、松尾芭蕉が提唱した俳諧の理念に由来する言葉です。 伝統を踏まえ本質を忘れない中にも新たに変化したものを採り入れる流行性は、千利休によって大成された茶道にも示されます。唐物中心から「侘び」の思想が具現化された茶道具が用いられるようになり、さらに利休の高弟・古田織部が好んだとされる奇抜な意匠「織部好み」や、織部に茶を学んだ小堀遠州が「綺麗さび」の美意識を茶の湯に導入するなど、侘びの理念を継承しながら多彩な茶道具が使われ伝わり、時代を経て令和となった現代においてもさまざまな茶道具が作られています。 今回は中国から舶載された唐物に始まり、利休が好んだ黒楽茶碗や竹花入など侘びを表すものから、織部好みや遠州が指導したとされる茶碗や水指、さらに千家流家元ゆかりの品なども展示いたします。また伝統工芸を受け継いで発展させた昭和から平成にかけて活躍した工芸家による作品や、現在活躍中の伊藤秀人氏(陶芸)、加藤亮太郎氏(陶芸)、川合優氏(木工)、長谷川清吉氏(金工)の人気作家による茶道具もご覧いただきます。
    会期
    2023年9月7日(木)〜12月3日(日)
    開催中[あと66日]
    開館時間
    10:00~16:00
    料金
    一般500円 中高大学生300円
    障がい者手帳お持ちの方および同伴者1名は無料
    休館日 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(9月19日 、10月10日、11月24日)
    観覧時間の目安 ~60分
    公式サイト http://www.kuwayama-museum.jp
    会場
    桑山美術館
    住所
    〒466-0828 愛知県名古屋市昭和区山中町2-12
    052-763-5188
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