1920-30年代の絵画、写真、デザインと日本

    開館3周年記念展「アメリカの見た夢」

    島根県立石見美術館 | 島根県

     第一次世界大戦後、圧倒的な経済力を誇ったアメリカでは、大衆消費会社が急速に進展します。特にそれまで高価だった自動車は、大量生産のテクノロジーと1920年代の好景気によって広まり、続く大恐慌と1930年代の不況の時期にも、都市では巨大な高層ビル「スカイスクレイパー(摩天楼)」が次々と建てられ、自動車から広がった新しいスタイル「ストリームライン(流線形)」のデザインが流行するなど、モダンな文化が展開します。しかし、貧富の差の拡大や深刻な不況の対策など、アメリカ社会は多くの問題を抱えてきました。  また、19世紀の後半からアメリカに浸透していった「ジャポニスム(日本趣味)」の熱は、この時期、移民への人種的偏見による俳日感情が高まる中、次第に冷めていきます。一方で、こうした厳しい状況でも、アメリカで活躍する日本人の美術家たちが現れます。そして、豊かなアメリカは、戦前から憧れの対象だったのと同時に、日本製品を輸出する市場として、最も重要視されていた国でした。  本展で当時のアメリカの文化と日米交流をみることは、現在の私たちの生活を振り返るきっかけになるのではないでしょうか。
    会期
    2009年1月2日(金)〜3月9日(月)
    会期終了
    開館時間
    9:30~18:00(展示室への入場は閉館30分前まで)
    料金
    【企画展】 一般:1000円(800円)/大学生:600円(450円)/小中高生:300円(250円) 【企画・コレクション展】 一般:1150円(920円)/大学生:700円(530円)/小中高生:300円(250円) 【前売り 企画・コレクション展】 一般:900円/大学生:500円/小中高生:200円 ※( )内は20名以上の団体料金。 ※小中高生の学校利用は入場無料。 ※障害者手帳保持者及び介助者は入場無料。 ※前売券は、ローソン各店(Lコード61824)、主な旅行会社、各プレイガイドにてお求めになれます。
    休館日 火曜日
    会場
    島根県立石見美術館
    住所
    〒698-0022 島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内
    0856-31-1860(代表)
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