特別展示「天安門事件 三連作」

原爆の図丸木美術館 | 埼玉県

 1989年6月4日、民主化を求めて北京の天安門に集結した若者たちに対し、中国人民解放軍が無差別発砲や装甲車の出動など武力弾圧を行い、多数の死傷者が出るという“天安門事件”が起こりました。  丸木夫妻にとって天安門は、原爆の図10部作による世界巡回展がはじまった1956年、国慶節(中国の建国記念日となる10月1日)の晩に当時の毛沢東国家主席に招待されて、酒をふるまわれた思い出の場所です。  「あの楽しい晩餐のあった場所で、大量虐殺なんて……」展覧会やスケッチ旅行などでたびたび中国を訪れ、人びとと深く交流していた二人は、自由を求める若者が虐殺された事件に大きな衝撃を受け、新聞などの報道をもとに共同制作の構想を練りました。  天安門広場に銃を持った兵士が歩きまわり、戦車を止めようと一人の男が立つ図。虐殺された民衆の惨たらしい姿。立ったまま炎に包まれる人びと。同年秋の「臥竜展」に発表されたのは、高さ・幅ともに1.8mの屏風画による《天安門事件》三連作でした。  丸木夫妻は新聞の取材に対し、「民衆が犠牲になるのは原爆も天安門の虐殺も同じ。天安門事件はまれに見る愚かな出来事として描き続ける」(1990年3月18日『毎日新聞』)という談話を残しています。
会期
2009年6月13日(Sa)〜8月2日(Su)
会期終了
開館時間
午前9時~午後5時 (3月~11月)
午前9時半~午後4時半 (12月~2月)
料金
大人:900円、18歳未満または中高生:600円、小学生:400円 ※団体(20名以上)、チラシを持参の方、60歳以上、比企地区在住者は100円割引。 ※障碍(しょうがい)のある方は半額。
休館日
毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)、7/14以後は無休
会場
原爆の図丸木美術館
住所
〒355-0076 埼玉県東松山市下唐子1401
0493-22-3266
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