ジブリの絵職人 男鹿和雄展 トトロの森を描いた人。

    新潟県立万代島美術館 | 新潟県

     男鹿和雄は、アニメーションの美術という仕事において、その作品の舞台となる背景画を数多く描き続けてきました。  特にスタジオジブリの作品では、「となりのトトロ」(1988年)の美術監督として初めて映画作りに参加。昭和30年代の日本の澄んだ空気を鮮やかな色彩で表現し、かの名作を生み出す重要な役割を担いました。その後も、リアルに描かれた現代の風景と淡い色彩による記憶の風景との対比が興味深い「おもひでぽろぽろ」、狸の棲む里山の四季のうつろいを活写した「平成狸合戦ぽんぽこ」、東北人ならではの感性でエミシの村や太古の森を描いた「もののけ姫」と、多くの作品に美術監督として携わり、そこに描かれる美しい景色は、数多くの名シーンを支えてきました。  本展は、スタジオジブリと三鷹の森ジブリ美術館の全面協力を得て開催する、本格的な背景美術展です。これまで資料として保管され、関係者以外は観ることができなかった背景画を中心に、約600点という規模で一挙に公開します。ジブリ作品に関わる以前のテレビシリーズや劇場映画作品までさかのぼるアニメーションの仕事から、女優 吉永小百合による原爆詩朗読会「第二楽章」シリーズの為に描いた挿画など現在に至るまで、“絵職人”男鹿和雄の活動をご覧ください。
    会期
    2009年9月19日(土)〜11月29日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(発券は閉館30分前まで)
    料金
    当日券:一般1100円、大学・高校生900円、中学・小学生無料 団体券:一般900円、大学・高校生700円、中学小学生無料※団体は有料20名以上 ※中学・小学生は無料 ※障害者手帳、療育手帳をお持ちの方は無料
    休館日 毎週月曜日休館ただし、9月21日(月)・10月12日(月)・11月2日(月)・11月23日(月)は開館
    会場
    新潟県立万代島美術館
    住所
    〒950-0078 新潟県新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階
    025-290-6655(代)
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