ノスタルジー&ファンタジー 現代美術の想像力とその源泉

国立国際美術館 | 大阪府

ノスタルジーとは郷愁のことです。生まれ育った故郷を懐かしんだり、古き良き時代を思い返したりする心情を表します。思い出の中の風景は、その時の自身の感情に影響され、時には現実から離れ、空想の世界へと飛躍していったりするものです。この空想の世界をファンタジーと呼ぶことができるでしょう。ノスタルジーとファンタジーは、ともに私たちの誰もが抱く心のありようといえるのです。 芸術家もまた例外ではありません。彼らの創作活動の多くにファンタジーの世界が広がっており、そのファンタジーの源泉が、ノスタルジックなイメージから紡ぎ出されることもあるのです。 本展では、現代アートの重要な創作源として、この二つのキーワードに注目します。その際、そもそも創作自体がファンタジーではないかという考え方もあるでしょう。ファンタジーとは人間の想像力そのものとも言えるからです。したがって、本展では、ノスタルジーに固執する人間の意識の本性と向き合いながら、それを独自のイメージの世界へと昇華させた作品を取り上げたいと考えます。 一方で、彼らの作品が見るものを惹きつけるのは、現代を生きる私たちもまた、こうした心情を共有しており、それは時代の風潮というふうにも考えられるのではないでしょうか。未知の表現を目指す現代アートと、過去を指向するノスタルジーという心情は、まるで反対向きに思われますが、現代という時代は、この二つを結びつけているようにも思われます。 本展で紹介する、世代も作風も異なる作家たちの個性的な表現活動は、一見、脈絡のない個人的領域に属するものに見えますが、ノスタルジーとファンタジーという視点を設定するとき、それらに共通する一つの世界像が見えてくることでしょう。
会期
2014年5月27日(Tu)〜9月15日(Mo)
会期終了
開館時間
10:00~17:00 (入場は16:30まで)
金曜日・土曜日は20:00まで(入場は19:30まで)

※7~9月の金曜・土曜は21:00まで(入場は20:30まで)
※開館時間は臨時に変更する場合があります。
料金
個人:一般900円/大学生500円
団体:一般600円/大学生250円
※団体は20名以上
※高校生以下、18歳未満、65歳以上、心身に障害のある方とその付添者1名は無料
(証明できるもののご提示をお願いいたします)
※本料金で「コレクション1」もご覧になれます
休館日
月曜日休館 ただし7月21日(月祝)、8月11日(月)、9月15日(月祝)は開館、7月22日(火)は休館
公式サイトhttp://www.nmao.go.jp/exhibition/index.html
会場
国立国際美術館
住所
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
06-6447-4680(代)
06-6447-4680(代)
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