没後30年特別展 川崎長太郎の歩いた路

    小田原文学館 | 神奈川県

    小田原出身の私小説家・川崎長太郎(明治34~昭和60年)は、15歳で県立小田原中学(現・県立小田原高校)へ入学すると、文学に魅了されて文士を目指すようになります。その後中学を中退しますが、家業の魚商の仕事をしつつ文学への志を持ち続けていました。 やがて長太郎は私小説を執筆しながら、小田原と東京を行き来する生活を送ります。昭和13(1938)年に永住の覚悟で小田原に引き揚げると、以後約20年に渡る実家の物置小屋での生活が始まります。 戦後の長太郎は、小田原の路地裏に生きる人々を題材にした小説をいくつも発表。これら“抹香町もの”が一大ブームとなり、川崎長太郎の名が広く知られる一方、市内散歩を日課とする彼は街の人々から「長さん」「川長さん」と呼ばれ親しまれました。 本展では、今年で没後30年を迎える川崎長太郎の“歩いた路”をたどりながら、その生涯や創作活動を、直筆原稿などの貴重な資料からご紹介します。また、多摩美術大学芸術人類学研究所の協賛、および建築家、川崎長太郎研究者の方々の協力を得て、長太郎が約20年間起居した物置小屋の模型の展示なども行います。会期中にはシンポジウムも行います。
    会期
    2015年10月10日(土)〜11月29日(日)
    会期終了
    開館時間
    3月~10月 10:00~17:00
    11月~2月 10:00~16:30 (いずれも入館は閉館時間の30分前まで) 
    ※特別展開催時等変更あり
    料金
    一般250円、小・中学生100円
    団体料金(1団体20名以上): 一般180円、小・中学生70円
     小田原市福寿カードまたは障害者手帳提示のかたは無料。
    公式サイト http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/facilities/library/liblaryevent/...
    会場
    小田原文学館
    住所
    〒250-0013 神奈川県小田原市南町2-3-4
    0465-22-9881
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