山梨院長50回忌・安倍院長没後50年記念展覧会「山梨勝之進・安倍能成　戦後学習院の出発」

　平成28（2016）年は、第17 代学習院長山梨勝之進の50 回忌、第18 代学習院長安倍能成の没後50 年にあたります。 　山梨院長は、終戦直後の混乱のなかでGHQ 民間情報教育局（CIE）との交渉を重ね、学習院を私立学校として存続させる道を切り拓きました。 　安倍院長は、その後20 年にわたり学習院長を務め、学習院大学の開設や幼稚園の再開園など、教育研究の確立とキャンパスの整備に力を尽くしました。 　本年の大学国際社会科学部の開設に象徴されるように、学習院は世界で活躍する人材の育成をめざし、新たな挑戦を続けています。 　戦後学習院の出発と発展に大きく貢献した山梨・安倍両院長の事蹟を振り返ると共に、将来に向けての思いを新たにいたしたく、学内外に残される史資料や写真を集めて展覧会を開催いたします。