特別展 宗像・沖ノ島と大和朝廷

    九州国立博物館 | 福岡県

    ここ九州の地に、新たなユネスコ世界文化遺産として、「『神宿(かみやど)る島』宗像(むなかた)・沖ノ島(おきのしま)と関連遺産群」が登録されようとしています。地元・宗像の海の民に守られてきた変わらぬ自然と風景、宗像大社を中心に守り続けられてきた祈りが一体となって、世界の遺産として、次世代に引き継がれようとしているのです。 海の正倉院とも称される沖ノ島は、『古事記』・『日本書紀』に「沖津宮(おきつぐう)」と記された由緒ある社(やしろ)であり、古くから貴重な宝物が神宝として奉納されてきました。その一部は発掘調査で発見されており、今日では8万点にもおよぶ神宝が「国宝」に指定され守られています。これほどの神宝を納めた祭祀(さいし)遺跡は他に例がなく、大和朝廷の国家祭祀の中でも、沖ノ島祭祀がとくに重要な役割を果たしていたことを物語っています。 特別展「宗像・沖ノ島と大和朝廷」では、『古事記』・『日本書紀』の記述と発掘調査の出土品を交差させながら、神宿る島の源に迫ります。日本の国づくりを進めた大和朝廷に重要視された沖ノ島祭祀の探究は、九州国立博物館の理念「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」を体現するものです。日本古来の信仰を伝える沖ノ島と、海路で結ばれた大和・筑紫(つくし)・韓国(からくに)の出土品を読み解くとき、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」がさらなる輝きを放つことでしょう。 ユネスコ世界文化遺産への登録を直前にひかえた今春。九州国立博物館で一足先に開催する本展覧会が、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を身近に感じていただく機会となれば幸いです。
    会期
    2017年1月1日(日)〜3月5日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(入館は16:30まで)
    料金
    一般 1,500円(1,300円)
    高大生 1,000円(800円)
    小中生 600円(400円)
    休館日 毎週月曜日 *ただし1月2、9日(月)は開館。1月10日(火)は休館。
    公式サイト http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s46.html
    会場
    九州国立博物館
    住所
    〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7番2号
    050-5542-8600(NTTハローダイヤル)
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