小泉斐(あやる)(号:檀山(だんざん)、字:子(し)章(しょう)、1770~1854)は、江戸時代後期に活躍した下野を代表する画家の一人です。斐が描いた鮎の絵には、狐が本物と思って飛びついたというエピソードがあるほど、当時から鮎図の名手として評判がありました。
本展は、斐の生誕250年の節目を記念し、その足跡を追った回顧展です。制作年代の明らかな斐作品を中心に、師や弟子のほか、親交のあった文化人らの関連資料をあわせて展示することで、斐の絵画のルーツから描(びょう)法(ほう)の変遷、そして後世に与えた影響までをたどります。展観される作品の一つひとつをとおし、斐の才能と人間的魅力に触れていただければ幸いです。
◎企画展関連行事
○記念講演会「小泉斐(檀山)と近江商人の絵画~鮎図にはどのような意味があるのか~」
5月10日(日)13時30分~15時30分 定員200名 要電話予約 要観覧料
【講師 杉本欣久 氏(東北大学大学院准教授)】
○担当学芸員によるとっておき講座「小泉斐、無名だけれどここがスゴイ!」
5月17日(日) 13時30分~15時 定員40名 要電話予約
○担当学芸員による展示解説
4月29日(水・祝)、5月3日(日)、6月7日(日)
いずれも14時~15時 定員20名 予約不要 要観覧料
○トークフリーデー
5月4日(月)、5月5日(火)、5月6日(水)、6月14日(日)予約不要 要観覧料
作品を見て気がついたこと、感じたことなどを話しながら、気兼ねなく展覧会を楽しんでいただける日です。