巡回展
辻晉堂の生誕110年を記念する展覧会。
鳥取県に生まれた辻晉堂は、1933年に力強い木彫を日本美術院で発表し、一躍脚光を浴びます。
戦後、京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)で先鞭をつける一方、やきものの常識を覆す大型の陶彫作品をヴェネツィア・ビエンナーレ(第29回・1958年)などに出品。海外でも高い評価を得ました。
本展では、辻が陶彫を制作した京都時代に焦点を当て、ヴェネツィア・ビエンナーレ出品作をはじめ版画作品を含めた約45点をご紹介します。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました