2019年9月6日(金)、東京・港区の根津美術館で「美しきいのち ― 日本・東洋の花鳥表現 ―」のプレス向け内覧会が開催された。
館蔵の作品で、中国と日本における花鳥表現の展開をたどる企画展。
色も形もとりどりの花や、艶やかな羽を持つ鳥は、古くから賞玩の対象とされてきたが、特に中国を中心とする東アジアでは、花鳥画は、人物画や山水画と並び、絵画の主要なジャンルになっていった。
展覧会は7章構成。「古代中国の花と鳥」「巧緻と濃彩のリアリズム」「筆墨にやどるいのち」「うつわを飾る花と鳥」「漢画系花鳥画の到達点」「新たな表現を求めて」「江戸時代の『写生』」で、いのちの輝きを描きとどめようとした花鳥画の世界を紹介する。
「美しきいのち ― 日本・東洋の花鳥表現 ―」は根津美術館で、2019年9月7日(土)~11月4日(月・振)に開催。観覧料は一般 1,100円、学生800円。前後期で絵画はすべて展示替え、もしくは巻替えが行われる。
なお、根津美術館は2020年の展覧会スケジュールも発表。秋には財団創立80周年記念特別展として「根津美術館の国宝・重要文化財」展が開催(11/14~12/20)。館蔵の国宝・重要文化財が全て出展される。
根津美術館「美しきいのち ― 日本・東洋の花鳥表現 ―」の取材レポートはこちら発信:
インターネットミュージアム>
根津美術館 施設詳細ページ>
「美しきいのち ― 日本・東洋の花鳥表現 ―」情報ページ>
根津美術館 公式ページ