2019年9月9日(月)、東京・台東区の国立科学博物館で「風景の科学 展」のプレス向け内覧会が開催された。
「自由な芸術」と「事実の科学」のように、相対する概念としてとらえられがちな芸術と科学の融合を目指した展覧会で、グラフィックデザイナーの佐藤卓が企画。
展覧会では写真家の上田義彦が撮影した写真を、国立科学博物館の研究者26名が解説し、対象物とともに展示している。
解説は、風景の背後にある時間の流れを意識して設定。瞬間を切り取った写真に重層的な意味を付加する事で、風景に地球の歴史を感じさせる工夫がなされている。
佐藤卓と上田義彦による「芸術と科学の融合」展は、2012年にも同館で「縄文人展」が開催されており、本展は第2弾となる。
「風景の科学 芸術と科学の融合」は国立科学博物館で、2019年9月10日(火)~12月1日(日)に開催。観覧料は一般 620円、高校生以下無料。
発信:インターネットミュージアム
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