ニュース
    オリンピック記録映画の特集上映 ── 国立映画アーカイブで開催
    (掲載日時:2019年11月8日)
    オリンピック記録映画の特集上映 ── 国立映画アーカイブで開催
    企画について説明する、国立映画アーカイブ主任研究員の岡田秀則氏(左手前)

    オリンピック・パラリンピック東京大会を来年に控え、国立映画アーカイブは、オリンピック記録映画を一挙に上映する特集を行う事となり、都内で記者発表が行われた。

    日本選手が初参加した1912年ストックホルム大会から、1998年長野冬季大会まで、計23作品のオリンピック記録映画をセレクト。

    映画には、カール・ルイス、コマネチ、ジャネット・リン、アベベ、ザトペックら、20世紀スポーツ史を彩った名選手が登場。

    作品の多くはデジタル復元されているため、1912年ストックホルム大会の金栗四三、1928年アムステルダム大会の人見絹枝らの姿も、はっきり見る事ができる。

    1964年東京夏季大会をめぐる短篇ドキュメンタリーの選集も加え、企画全体では計27作品(23プログラム)を上映。

    3本のサイレント映画は、ライブ解説や弁士、音楽伴奏も付けて上映される。

    今回の企画について、国立映画アーカイブ主任研究員の岡田秀則氏は「スピード感がある競技が多いのと、背景が白い事もあって、冬季オリンピックの映画に見応えがある作品が多い事に気がついた。映画でオリンピックを見る事で、運動と映像が重なりあう美を感じていただけたら」と語った。

    特集上映「オリンピック記録映画特集 ─ より速く、より高く、より強く」は、国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(2階)にて、2019年11月26日(火)-12月22日(日)に開催。

    料金は一般520円など(サイレント映画の回は別料金)。11月12日(火)10時から、チケットぴあで全上映会の前売券が発売される(全席自由・各150席分)。

    『白い恋人たち/グルノーブルの13日』 © 1968 / Comité International Olympique(CIO)
    『白い恋人たち/グルノーブルの13日』 © 1968 / Comité International Olympique(CIO)


    『第21回オリンピック大会』 © 1976 / AUJARD, Henry
    『第21回オリンピック大会』 © 1976 / AUJARD, Henry

     発信:インターネットミュージアム

    国立映画アーカイブ 公式サイト
    おすすめレポート
    学芸員募集
    あべのハルカス美術館 学芸員募集 [あべのハルカス美術館]
    大阪府
    北海道標津町文化財担当職員募集 [標津町ポー川史跡自然公園]
    北海道
    R7年度埋蔵文化財オープンカンパニー募集 [(公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団]
    埼玉県
    石川県職員(県立美術館 学芸員)採用選考試験案内 [石川県立美術館]
    石川県
    清水三年坂美術館 運営スタッフ募集(パート・アルバイト) [清水三年坂美術館]
    京都府
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで
    開催中[あと74日]
    2025年7月1日(火)〜9月28日(日)
    2
    国立科学博物館 | 東京都
    特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」
    開催中[あと89日]
    2025年7月12日(土)〜10月13日(月)
    3
    東京国立博物館 | 東京都
    イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
    開催中[あと18日]
    2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
    4
    TOKYO NODE | 東京都
    デザインあ展 neo
    開催中[あと69日]
    2025年4月18日(金)〜9月23日(火)
    5
    三菱一号館美術館 | 東京都
    ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠
    開催中[あと53日]
    2025年5月29日(木)〜9月7日(日)