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国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展

■近代ロシア絵画の旗手、日本初の回顧展
【会期終了】 文学ではトルストイやドストエフスキー、音楽ではチャイコフスキーが名作を発表していた19世紀後半~20世紀初頭のロシア。美術の分野では写実主義の画家イリヤ・レーピンが活躍していました。わが国における初めてのレーピン回顧展が、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中です。
イリヤ・レーピンは1844年生まれ。サンクトペテルブルクの美術アカデミーで学び、イタリアとパリに留学します。帰国後には社会や民衆の姿をありのままに描く「移動派」の活動にも参加。社会の矛盾を鋭く捉えた絵、ロシアの歴史画、文化人の肖像画などを手がけた近代ロシア絵画の旗手として知られています。


会場

社会的な作品だけでなく、身近な人々を描いた秀作も多いレーピン。展覧会のメインビジュアルになっているのも、1882年に妻を描いた《休息 ― 妻ヴェーラ・レーピナの肖像》です。

結婚して10年。すでに4人の子供がいましたが、11歳年下の妻はまだ27歳。妻は絵のモデルを務めていましたが、途中でぐっすりと眠ってしまいました。

レーピンが公私とも充実していた時期に描かれた作品。夫を信頼しきってる妻の表情は、温かな空気に包まれているようです。


《休息 ― 妻ヴェーラ・レーピナの肖像》

こちらは1881年の作品《夕べの宴》。宴で楽しげに踊りを踊る女性と、それを取り囲む人々が表情豊かに描かれています。レーピンと親交があったトルストイも高く評価していた作品です。


《夕べの宴》

展覧会の最後の作品は《パーヴェル・トレチャコフの肖像》。紡績工業で財を成したこの人物は、自宅の隣に画廊を設立。そのコレクションを一般公開したことが、国立トレチャコフ美術館の創立につながりました。現在美術館には10万点を超える作品が所蔵されています。


会場

日本では馴染み深いとは言い難い画家ですが、アカデミーでの学生時代から常にトップクラスの成績だったという実力は折り紙つき。特に肖像画はこちらで紹介しきれなかった逸品が数多く出展されています。知られざる近代ロシア絵画の世界をお楽しみください。(取材:2012年8月3日)

うつくしい絵

かこ さとし (著)

偕成社
¥ 1,470

料金一般当日:1,400円
 → チケットのお求めはお出かけ前にicon
会場Bunkamura ザ・ミュージアム
開催期間2012年8月4日(土)~10月8日(月)
所在地 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F
TEL : 03-3477-9413
HP : http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_repin/
展覧会詳細へ 国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展 詳細情報
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