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郵政博物館がオープン

■圧巻の切手33万種、体験・体感型コンテンツも
郵便と通信に関する所蔵品を展示・紹介する郵政博物館が、東京スカイツリータウン・ソラマチ9階にオープン。日本最大の切手展示、国内外の郵政資料、体験・体感型コンテンツと見どころたっぷりです。
昭和39年に開館して以来、長い期間にわたって多くの人に愛されてきた千代田区・大手町の逓信総合博物館(ていぱーく)。大手町の再開発で昨年8月31日に閉館となり、後を継ぐ施設の開設が待たれていましたが、いよいよ2014年3月1日、新しく郵政博物館としてグランドオープンしました。


入口から

まずご紹介したいのは、日本最大となる約33万種の切手展示。研究施設のようにスライド式収納ケースが並ぶさまは圧巻です。

世界中の切手が地域ごとに紹介されるほか、日本の記念切手もずらり。「1990年~」のケースを引き出してみると「皇太子殿下御成婚記念切手」がありました。

約33万種の切手展示は日本最大

館内には、郵政・通信関係の資料約400点が展示されています。「日本郵便制度の父」である前島密(まえじまひそか)の像、馬車からトラックまでの郵便配達車の変遷、歴代の制帽などが並びます。

なぜか展示物の中には拳銃もあります。郵便が始まった当初、配達員は強盗に襲われることがあったため、拳銃を持つ事ができたのです。「郵便物保護銃規則」が制定されたのは、1873年。なんと警察官が銃を持つより前でした。

「郵便物保護銃」も紹介されています

企画展示室の前にある「エンボッシング・モールス電信機」は、重要文化財です。安政元(1854)年、徳川幕府への献上品としてペリーが持参しました。

送信側からモールス符号を打つと、受信側の紙テープに凹凸がついて信号を送る仕組み。ペリーは電線や電池なども持参し、横浜の応接所から約900m離れた場所まで信号を送る実験を行いました。

重要文化財「エンボッシング・モールス電信機」

小さな子どもでも楽しめそうな、触って楽しめる展示も数多く用意されています。

差入口が回転式になっているポストは、福井で実際に使われていたもの。日本に現存する最古の自動販売機「自働郵便切手葉書売下機」の体験装置は、コインを入れると切手がスライドして出てくる仕組みになっています。

メッセージシアターでは「心ヲツナグ 世界ヲツナグ」をコンセプトに、3つの壁面を使った映像を上映。郵便を届ける「Go! Go! ポストマン」などの体験型コンテンツは、かなり人気になりそうです。

触って楽しめる展示や、体験型コンテンツも充実

館の入口にはスカイツリー型のポストも設置されており、ここから投函すると「風景印(風景入日付印)」を押してくれます。切手ファンはもとより、スカイツリー観光の記念にも、ぜひ足を運んでみてください。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2014年2月27日 ]

日本切手カタログ〈2014〉

日本郵便切手商協同組合 (編集)

日本郵便切手商協同組合
¥ 901

 
会場郵政博物館
開催期間2014年3月1日(土)オープン
所在地 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ9F
TEL : 03-6240-4311
HP : http://www.postalmuseum.jp/
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