
国立新美術館「ファッション イン ジャパン 1945-2020 ― 流行と社会」会場
洋服を基本とした日本ファッションの黎明期から最先端の動向までを、社会的背景とともに紐解いていく展覧会が始まる。
明治期に日本が近代国家となり洋装を取り入れたことまでさかのぼり、大戦後の洋裁ブーム、1970年代に世界に羽ばたいた日本デザイナー、ストリートファッションや「Kawaii」カルチャー、そして未来へと、日本のファッション史を通覧。
展覧会では、衣服やアイデアを創造するデザイナー(発信者)サイドだけでなく、衣服を着用し、時に時代のムーヴメントを生み出すこともあった消費者(受容者)サイドの双方向から俯瞰。
特に戦後の日本におけるユニークな装いの軌跡を、新聞、雑誌、広告など時代ごとに主流となったメディアも参照しながら、紹介していく。
当初は2020年6月3日(水)~8月24日(月)に開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い開催が延期されていた。
「ファッション イン ジャパン 1945-2020 ― 流行と社会」は国立新美術館(東京・六本木) 企画展示室1Eで、2021年6月9日(水)~9月6日(月)に開催。入場料は一般 1,700円など。混雑緩和のため、事前予約制(日時指定券)となる。

国立新美術館「ファッション イン ジャパン 1945-2020 ― 流行と社会」会場 プロローグ 戦中・戦後

国立新美術館「ファッション イン ジャパン 1945-2020 ― 流行と社会」会場 3章 1970年代

国立新美術館「ファッション イン ジャパン 1945-2020 ― 流行と社会」会場 8章 未来へ向けられたファッション