大手町三井ホール「巨大映像で迫る五大絵師 ─北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界─」会場
葛飾北斎ら日本美術を代表する5人の絵師たちが描いた作品を、超高精度デジタルアートとして巨大映像で紹介する展覧会が、東京で始まる。
展示されるのは葛飾北斎「冨嶽三十六景」、歌川広重「東海道五拾三次」、俵屋宗達と尾形光琳が描いた2つの「風神雷神図屏風」、伊藤若冲「仙人掌群鶏図」など、国宝および重要文化財を含む40作品以上。
3面ワイド45mスクリーンに高輝度4Kプロジェクターで映像を投影し、浮世絵は原作和紙の繊維一本一本まで、金屏風や金襖絵は素材や表現の緻密な違いまでが、ダイナミックな巨大映像空間に再現。まるで絵画に包まれるような没入体験ができる。
会場内では巨大な名画をバックに写真撮影もできる。
監修は学習院大学名誉教授・岡田美術館館長の小林忠氏。
「巨大映像で迫る五大絵師 ─北斎・広重・宗達・光琳・若冲の世界─」は大手町三井ホールで2021年7月16日(金)~ 9月9日(木)に開催。入館料は一般 2,000円など。