下町・深川の街なかで障がいのあるアーティストの作品を展示する市民芸術祭「アートパラ深川 おしゃべりな芸術祭」の開幕を前に、2020年10月14日(木)、現代美術家の小松美羽が特大絵馬にライブペインティングを行った。
市民芸術祭「アートパラ深川 おしゃべりな芸術祭」は、江戸時代からの神社仏閣がある深川の街なかに、障がいのあるアーティストの作品を展示し、街全体を美術館にしてしまうユニークな芸術祭。
昨年に続く2回目の開催で、昨年は9日間で7万5,000人が来場した。
小松は富岡八幡宮でライブペインティングを実施。横2.4メートル✕縦1.2メートルの巨大な絵馬を前に、手で直接描いたり、絵の具を投げつけたりと、力強く作品を制作。
完成した作品について「自分はライブペインティングはパフォーマンスではなく神事として行っているので、このような場所でできるのはとても光栄。(作品は)赤い線で火が交差するような感じから、一対の火の鳥?不死鳥?が羽ばたくようなイメージを加え、エネルギーのぶつかりあいから新しい生命が生まれ、循環するような作品。(下の方の玉には)祈りの形を込めた」と語った。
完成した大絵馬は、期間中、芸術祭のシンボルとして、「EARTH+GALLERY」(江東区木場 3-18-17)にて展示される(編集部注:当初予定の場所から変更となった)。
市民芸術祭「アートパラ深川 おしゃべりな芸術祭」は10月22日(金)~31日(日)、門前仲町、清澄白河、森下の街なかで開催。
特大絵馬にライブペインティングする、現代美術家の小松美羽
特大絵馬にライブペインティングする、現代美術家の小松美羽
完成した特大絵馬
制作した特大絵馬について語る、小松美羽