
サントリー美術館「大英博物館 北斎 ― 国内の肉筆画の名品とともに ―」会場
大英博物館が所蔵する葛飾北斎(1760~1849)の作品を中心に、国内の肉筆画の名品とともに、北斎の画業の変遷を追う展覧会が、東京で始まる。
《冨嶽三十六景》や『北斎漫画』などで知られる葛飾北斎は、江戸時代後期を代表する浮世絵師。現在でも世界で最も著名な日本の芸術家の一人といえる。
大英博物館には複数のコレクターから入手した北斎の優品が多数収蔵されており、コレクションの質は世界でもトップクラス。
展覧会では約70年におよぶ北斎の作画活動のなかで、貴重な初期作や、還暦を迎えた60歳から90歳で亡くなるまでの30年間に焦点を当てて、数々の名品を展示。
大英博物館に北斎作品を納めた6人のコレクターと研究者にも注目し、彼らの日本美術愛好の様相も紹介する。
「大英博物館 北斎 ― 国内の肉筆画の名品とともに ―」はサントリー美術館で2022年4月16日(土)~6月12日(日)に開催。入館料は当日一般 1,700円など。

サントリー美術館「大英博物館 北斎 ― 国内の肉筆画の名品とともに ―」会場

サントリー美術館「大英博物館 北斎 ― 国内の肉筆画の名品とともに ―」会場