
東京オペラシティ アートギャラリー「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」会場
1960年代から「イラストレーション」「イラストレーター」という言葉を日本に広め、今なお活躍を続けている宇野亞喜良(うの・あきら:1934-)の過去最大規模の展覧会が、東京ではじまる。
宇野は名古屋市生まれ。名古屋市立工芸高等学校図案科卒業後、カルピス食品工業、日本デザインセンターなどを経てフリーランスとして活動。
1950年代から企業広告や演劇ポスター、絵本を手がけ、鬼才のイラストレーターとして活躍。1960年代末には演劇実験室・天井棧敷などのアングラ演劇ポスターや舞台美術を担当し、大きな注目を集めた。
近年は俳句とのコラボレーション作を発表するなど、多彩な分野で活躍している。
展覧会では1950年代の企業広告をはじめ、1960年代のアングラ演劇ポスターや絵本や児童書、近年の俳句と少女をテーマとした絵画など、多彩で貴重な原画や資料等を紹介。
出品点数900点超という圧巻のスケールで、宇野亞喜良の耽美な創作世界に迫る。
宇野の大型個展は、2010年刈谷市美術館で開催されて以来14年ぶり、東京では初開催となる。
「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」は、東京オペラシティ アートギャラリーで2024年4月11日(木)~6月16日(日)に開催。観覧料は当日券が一般 1,400円など。

東京オペラシティ アートギャラリー「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」会場

東京オペラシティ アートギャラリー「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」会場

東京オペラシティ アートギャラリー「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」会場

東京オペラシティ アートギャラリー「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」会場