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    25名による「あるがままのアート」の世界 ―― 遠隔ロボットによる鑑賞会も
    (掲載日時:2020年7月22日)

    東京藝術大学大学美術館「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち-」展 会場風景

    既存の美術教育を受けずに作品を創作し続けるアーティストたちの作品を紹介する展覧会が、東京藝術大学大学美術館ではじまる。

    「アール・ブリュット」「アウトサイダー・アート」などと呼ばれるこれらの作品は、20世紀初頭に新しいアートとして「発見」され、当時の美術界に大きな衝撃を与えるとともに、現在でも、自由な表現のあり方として広く社会に受け入れられている。

    作品の作り手は知的障害や精神障害のある人が多く、創作の場が自宅や福祉施設という事もあり、その作品はなかなか世に出てこないが、圧倒的な迫力に満ちた作品も多い。

    展覧会では総勢25名、約200点の作品を展示し、世界的に注目を集める「あるがままのアート」の世界を紹介。NHKの「no art, no life」「人知れず表現し続ける者たち」の映像も併せて紹介し、アーティストたちの創作の様子や日々の生活も伝えていく。

    特別展「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち-」は、2020年7月23日(木・祝)~9月6日(日)、東京藝術大学大学美術館で開催。入場無料だが、オンラインによる事前予約が必要。

    また展覧会では「ロボ鑑賞会」も実施。遠隔操作ロボットを用い、オンライン上で会話しながら会場にいるロボを自由に動かして作品を鑑賞する。こちらも利用は無料だが予約が必要。


    関連サイト:特別展「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち-」公式サイト

    関連サイト:特別展「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち-」ロボ鑑賞会予約

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