
根津美術館「モノクロームの冒険―日本近世の水墨と白描―」会場
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月29日(土)から休館が続いていた根津美術館が、9月19日(土)に再開する。
根津美術館では2月22日(土)に開幕したばかりの「虎屋のおひなさま」展が1週間で閉幕となり、以降、「国宝 燕子花図屏風」「茶入と茶碗」「花を愛で、月を望む」の3展が中止になっていた。
再開後、初めての展覧会は「モノクロームの冒険―日本近世の水墨と白描―」。
墨で描かれる絵画を、濃淡や暈(ぼか)し、抑揚のある描線を駆使する水墨画と、均質な細い線を主とする白描画に分け、その表現の魅力を日本近世の作例で見せていく。
企画展「モノクロームの冒険―日本近世の水墨と白描―」は2020年9月19日(土)~11月3日(火・祝)、根津美術館 展示室1・2で開催。テーマ展として「陶片から学ぶ―中国陶磁編―」(展示室5)、「秋寂の茶」(展示室6)が同時に開催される。
なお、根津美術館では本展よりオンラインによる日時指定予約制を導入。予約受付は来館希望日の前日までで、当日の予約はでないので注意が必要。

重要美術品 赤壁図 屏風 長沢芦雪筆 日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵

鷲鷹図屏風 曾我宗庵筆 日本・江戸時代 17〜18世紀 根津美術館蔵

源氏物語画帖「花宴」伝 住吉具慶筆 日本・江戸時代 17世紀 根津美術館蔵

源氏物語画帖「花宴」伝 住吉具慶筆 日本・江戸時代 17世紀 根津美術館蔵
関連サイト:根津美術館 公式サイト