《青花 兎図銀錠形向付》

このキャラの応援メッセージを見る

《青花 兎図銀錠形向付》 景徳鎮窯 明時代・17世紀 大阪市立美術館蔵(岩田久子氏寄贈)

大阪市立美術館


古染付と呼ばれる、明時代17世紀に景徳鎮民窯でつくられたと考えられている懐石用のうつわで、絵替わり5枚セットのうちの1枚です。日本の茶人からの注文品と言われるだけあって、丸くない形や、口縁の釉薬が剥がれている点などに茶人の好みを感じさせます。しかし、うさぎの目には隈取があり、どちらかというとブサカワ。当時の日本人の可愛い好みとはちょっと違うようです。その中国の味付けが舶来の高級品の証でもあったのかもしれません。


担当者からのコメント

なんだかマンガやイラストのような兎たち。真剣な顔をして、なにか相談をしているのでしょうか。雲のような形をした霊芝というおめでたい茸は、兎に咥えられているだけでなく、お腹やお尻からも吹き出しているよう。霊力をもった特別な兎なのかしら…と想像が膨らみます。


このキャラの応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
学芸員募集
事業団運営業務兼、はつかいち美術ギャラリー 事業企画職員 募集! [廿日市市芸術文化振興事業団]
広島県
高知県立坂本龍馬記念館  学芸員(歴史担当)募集中! [高知県立坂本龍馬記念館]
高知県
やなせたかし記念館の学芸員を募集中! [香美市立やなせたかし記念館]
高知県
渋谷区立松濤美術館 嘱託職員(設備管理・総務・会計等職員及び広報職員)の公募について [渋谷区立松濤美術館]
東京都
岡山県立美術館 学芸員(会計年度任用職員)を募集します [岡山県立美術館]
岡山県
展覧会ランキング
1
上野の森美術館 | 東京都
モネ 連作の情景
開催まであと25日
2023年10月20日(金)〜2024年1月28日(日)
2
東京都美術館 | 東京都
永遠の都ローマ展
開催中[あと76日]
2023年9月16日(土)〜12月10日(日)
3
東京都現代美術館 | 東京都
デイヴィッド・ホックニー展
開催中[あと41日]
2023年7月15日(土)〜11月5日(日)
4
国立西洋美術館 | 東京都
パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命 ピカソ、ブラックから ドローネー、シャガールへ
開催まであと8日
2023年10月3日(火)〜2024年1月28日(日)
5
PLAY! MUSEUM | 東京都
企画展示「エルマーのぼうけん」展
もうすぐ終了[あと6日]
2023年7月15日(土)〜10月1日(日)