松平不昧 生誕270年 茶の湯の美

    出光美術館 | 東京都

    鎌倉時代に禅宗とともに中国より請来された喫茶の風習は、室町時代・桃山時代・江戸時代と時が流れてゆく中で、侘び・寂びなど日本人の美意識を反映しながら「茶」の文化を形成してゆきます。 そして、茶の湯が発展すると同時に、数々の美術品が賞玩され、用いられてきました。足利将軍家を中心とした茶の湯では唐物が好まれ、侘茶の始祖とされる珠光(1423? - 1502)をはじめとする茶人や武将らに好まれたことにより、高麗物や和物にも光が当てられるようになります。 やがて千利休(1522 - 91)によって侘茶が大成されると、その精神は古田織部(1544 - 1615)らに大きな影響を与えます。さらに、江戸時代には小堀遠州(1579 - 1647)や松平不昧(治郷、1751 - 1818)らによって、新しい茶の湯として形づくられてゆきますが、時代によって人々の趣向・好みが、変わる様子もうかがえます。 本年は、大名茶人・松平不昧の生誕270年の記念の年です。本展では、雲州松平家の蔵帳である『雲州蔵帳』をはじめ、不昧が蒐集した茶道具とともに、出光コレクションにおける茶の湯の名品を厳選。 日本人が憧れ好んだ掛物や花生、茶入や茶碗、水指など、茶の湯にまつわる美術を紹介します。
    会期
    2021年4月13日(火)〜5月30日(日)
    会期終了
    開館時間
    午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
    料金
    一般1,200円/高・大生800円
    中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)

    ※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です
    休館日 【4月27日(火)から当面の間、臨時休館】月曜休館(ただし、5月3日は開館)
    チケットを買う https://reserve-ima.jp/reservation
    公式サイト http://idemitsu-museum.or.jp/
    会場
    出光美術館
    住所
    〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    松平不昧 生誕270年 茶の湯の美のレポート
    0
    休館が続いていた出光美術館が再スタート、茶の湯にまつわる美術品を展観
    大名茶人として名高い松平不昧、茶道具を記録した『雲州蔵帳』の名宝も
    携帯用の点前道具は愛らしい組み合わせ、新しい道具として板谷波山の名品
    松平不昧 生誕270年 茶の湯の美に関連する特集
    コロナで延期となった東京国立博物館「国宝 鳥獣戯画のすべて」の開催が決定。SNSでも話題になっているのは東京国立近代美術館「あやしい絵展」。国立科学博物館では動物の迫力満載なハンティングテクニックを紹介する「大地のハンター展」…
    おすすめレポート
    学芸員募集
    【公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集 [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    丸沼芸術の森 運営スタッフ募集中! [丸沼芸術の森]
    埼玉県
    八尾市歴史民俗資料館 学芸員募集中! [八尾市歴史民俗資料館での学芸員職]
    大阪府
    大学内博物館での学芸員募集! [早稲田大学演劇博物館]
    東京都
    城陽市歴史民俗資料館 学芸員(会計年度任用職員)募集中! [城陽市歴史民俗資料館]
    京都府
    展覧会ランキング
    1
    SOMPO美術館 | 東京都
    北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
    開催まであと4日
    2024年3月23日(土)〜6月9日(日)
    2
    東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) | 東京都
    逆境回顧録 大カイジ展
    開催中[あと54日]
    2024年3月16日(土)〜5月12日(日)
    3
    東京都美術館 | 東京都
    印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵
    開催中[あと19日]
    2024年1月27日(土)〜4月7日(日)
    4
    東京国立近代美術館 | 東京都
    美術館の春まつり
    開催中[あと19日]
    2024年3月15日(金)〜4月7日(日)
    5
    紅ミュージアム | 東京都
    企画展「ミニチュア愛(らぶ)!」
    開催中[あと19日]
    2024年2月20日(火)〜4月7日(日)