ガレ、ドーム、ラリックのコレクションで知られる北澤美術館では、コロナ終息の願いをこめて、空高く飛びたつ鳥をテーマにした特別展を開催します。
皇帝を表すワシやフランスの象徴オンドリは、西洋の紋章にもみられる伝統のモチーフですが、ガレとドームが脚光を浴びた19世紀末のアール・ヌーヴォー期には、開国間もない日本に対する関心の高まりから、ツバメやスズメのような身近な小鳥、あるいはガンやサギといった水辺の野鳥など、日本の浮世絵や工芸にみられる鳥たちが、異国情緒ただよう洒落たモチーフとして人気を博しました。ガラスに映る優雅な翼の彼方に希望の光が輝きます。
《ひとよ茸ランプ》、《フランスの薔薇》をはじめ、北澤美術館が誇るガレの傑作もあわせてお楽しみください。
関連イベント
■記念講演会
『ガラス工芸にみるジャポニスムの鳥』
日 時:2022年9月18日(日) 14:00~15:00
講 師:池田まゆみ(北澤美術館主席学芸員)
参加費:聴講無料(要入館料)
■ワークショップ
『アロマ香る鳥せっけん作り』
お好きな精油を加えて鳥のモチーフのアロマ石鹸を作ります。
講 師:佐川尚恵氏(Neilikka Aroma 主宰)
日 時:8月6日(土)・8月27日(土)・9月24日(土)
時 間:各日①10:30~、②13:00~、③14:30~(所要時間約60分)
受付人数:各回最大4名(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:1,300円(税込/別途要入館料)※材料費含む
■ワークショップ
『ポーセリンアート体験』
鳥や花の絵付シールを貼りマイカップを作ります。
講 師:柿澤朱美氏、小平さちこ氏(アトリエAS主宰)
日 時:7月23日(土)・8月20日(土)・9月10日(土)
時 間:各日①10:30~、②13:00~、③14:30~(所要時間約60分)
受付人数:各回最大4名(予約優先・空席があれば当日受付可)
参加費:3,000円(税込/別途要入館料)※材料費含む
(焼付け後郵送のため、要別途送料550 円)
【講演会やワークショップなどの実施予定】
展覧会および関連イベントのスケジュールは、コロナウィルス感染防止のため、変更または中止される場合があります。お出かけ前にホーム・ページまたはお電話でお確かめください。