記憶と空間の造形

    イタリア現代陶芸の巨匠 ニーノ・カルーソ

    京都国立近代美術館 | 京都府

    イタリア現代陶芸を代表する作家であるニーノ・カルーソ(1928–2017)は、神話性、象徴性を制作におけるテーマの一つとしています。初期は、それらを自己の故郷の記憶と結びつけた装飾的な器物を制作していましたが、次第に古代ローマの遺跡等を思わせる壁面や柱、門などの形態制作を通じて、古代と現代を結ぶ空間の構築へと向かいました。こうしたカルーソの表現は、日本を含め世界中で高い評価を得ています。 本展は、ニーノ・カルーソの偉業を約90点の代表作ならびに数々のデザインワークやスケッチなどの資料を通じて紹介する、日本で初めての本格的な回顧展です。
    会期
    2020年1月4日(土)〜2月16日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00、金曜・土曜日は~20:00

    ※入館は閉館30分前まで
    ※開館時間、休館日は臨時に変更する場合があります
    料金
    当日一般1,000円、当日大学生500円

    ※ 高校生以下・18歳未満は無料。
    ※ 心身に障がいのある方と付添者1名は無料
    (入館の際に証明できるものをご提示下さい)
    ※ 本料金でコレクション展もご覧いただけます
    休館日 毎週月曜日、1月14日(火) ※ただし1月13日(月・祝)は開館
    公式サイト http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2019/435.html
    会場
    京都国立近代美術館
    住所
    〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
    075-761-4111
    イタリア現代陶芸の巨匠 ニーノ・カルーソのレポート
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    現代陶芸の巨匠ニーノ・カルーソの没後世界初の回顧展、代表作92点が並ぶ会場は静かで穏やかでありながら、モダンで自由を感じる気持ちの良い空間が広がっていました。1950年代中ごろから陶芸家として活動を始めたカルーソは、紐作りで成形し、ざらついた質感を生み出す釉薬が特徴の「アルカイック」シリーズを制作します。その時代に制作された造形物は、一見よくある形にも思えるのですが、観ているうちに独特な個性を感じます。
    イタリア現代陶芸の巨匠 ニーノ・カルーソの巡回展
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