インターネットミュージアム
美術館・博物館・イベント・展覧会 インターネットミュージアム
【注意】新型コロナウィルス感染防止にともない、展覧会・イベントは中止になる場合があります。必ず公式サイトでご確認ください。[休館情報はこちら]
  インターネットミュージアム  >  取材レポート  >  徳川家康没後400年記念 特別展 大 関ヶ原展

徳川家康没後400年記念 特別展 大 関ヶ原展

■歴史好きも、刀剣育成ゲーム好きも。
【会期終了】 慶長5年9月15日、早朝から対峙していた両軍は、福島正則の鉄砲隊が宇喜多秀家隊に発砲。ここに天下分け目の合戦が始まりました。関ヶ原合戦を多彩な資料で振り返る大規模展です。
関ヶ原合戦をテーマにした展覧会はこれまでも何度か開かれていますが、本展はその集大成ともいえる位置づけ。実際の戦いで用いられた武具や書状なども含め、東京展では157件(うち国宝3件、重要文化財20件)が紹介されています。

敵が銃を撃ってくるユニークなエントランス、プロローグでは豪華な関ヶ原合戦図屏風が3点紹介されています。

関ヶ原合戦に至るまでの資料として紹介されているのが、豊臣秀吉の辞世の句など。幼い後継者(秀頼)を遺したカリスマの死により、歴史の歯車は大きく動いていきました。


プロローグ「描かれた戦場」、第1章「秀吉の死 ─ 再乱の予感」

上杉景勝を討つため、大坂城から会津に向かった家康。家康が意図的につくったこの政治的空白を突いて挙兵したのが石田三成でした。

三成・家康の両勢力がともに秀頼を守るという大義を掲げており、諸大名はどちらに付くか政治的な判断を迫られる事となります。会場には両陣営の権謀術数が垣間見える生々しい書状が並びます。

奥に進むと、見応えがある4つの具足が。右から順に真田昌幸、徳川秀忠、酒井家次、榊原康政の所有と伝わります。


2章「合戦前夜」

某刀剣育成シミュレーションゲームの影響で、刀剣に魅せられる若い人が急増中。本展は刀剣がお目当ての方がいるかもしれません。

重要文化財《薙刀直し刀 骨喰藤四郎》(ほねばみとうしろう)は、切る真似をするだけで骨まで砕けるという逸話から、この名で呼ばれる名刀です。源頼朝→大友家→足利将軍家→松永秀久→大友宗麟→豊臣秀吉→徳川家→豊国神社という伝来です。


《徳川秀忠像》と、重要文化財《薙刀直し刀 骨喰藤四郎》

美濃国赤坂に着陣した家康は、三成の居城である佐和山城責めへ西に進軍。察した三成も動き、交通の要衝であった関ヶ原に陣を敷き、運命の9月15日を迎えました。

戦闘は一進一退を繰り広げていましたが、小早川秀秋の寝返りによって一気に形勢は東軍側へ。長期戦になると思われていた天下分け目の戦いは、わずか一日で雌雄を決したのです。

会場には、天候の変化や諸大名の動きを分かりやすく示した「ジオラマ・プロジェクションマッピング」も。これがなかなか秀逸で、ゲームのような感覚で小学校高学年ぐらいから楽しめそうです。


第3章「決戦!関ヶ原」

三成を倒したものの、徳川の天下が定まったわけではありません。会場終盤は関ヶ原合戦以降の資料が紹介されます。

最終的に大坂夏の陣で豊臣家が滅んだのは慶長20年(1615年)。関ヶ原合戦から15年、ここにようやく天下泰平の世が始まることになります。

ちなみに会場の東京都江戸東京博物館は、本展にあわせるように常設展示室もリニューアルオープンしています(取材レポートはこちら)。合戦以降の江戸の暮らしは、常設展示室でお楽しみください。


第4章「戦後の世界、天下人への道のり」、第5章「徳川家康の素顔」、エピローグ「家康の神格化」

会期中に展示替えがあるので、公式サイトで作品リストをご確認ください(※骨喰藤四郎の展示は4月19日までです)。東京展の後は、京都文化博物館(6月2日~7月26日)、福岡市博物館(8月7日~10月4日)に巡回します。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2015年3月27日 ]

戦国武将群雄ビジュアル百科戦国武将群雄ビジュアル百科

二木 謙一 (著)

ポプラ社
¥ 1,728

料金一般当日:1,350円
 → チケットのお求めはお出かけ前にicon


■大関ヶ原展 に関するツイート


 
会場東京都江戸東京博物館
開催期間2015年3月28日(土)~5月17日(日)
所在地 東京都墨田区横網1-4-1
TEL : 03-5777-8600(ハローダイヤル)
HP : http://sekigahara2015.com/
展覧会詳細へ 徳川家康没後400年記念 特別展 大 関ヶ原展 詳細情報
新型コロナウイルス特集 with corona after corona
新型コロナウイルス特集 美術館・博物館・ミュージアムの休館・再開情報(毎日更新)
新型コロナウイルス特集 開幕延期・中止になった展覧会 会場レポート
新型コロナウイルス特集 会期が変更された2020年注目の展覧会
新型コロナウイルス特集 再開したミュージアムで始まった展覧会
取材レポート
エリアレポート 豊田市美術館「久門 剛史 - らせんの練習」
[エリアレポート]
久門剛史展
東京ステーションギャラリー「神田日勝
神田日勝
東京都江戸東京博物館「奇才
奇才
東京国立近代美術館「ピーター・ドイグ」'
ピーター・ドイグ
国立西洋美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」'
ロンドンナショナル
エリアレポート 大阪市立美術館「フランス絵画の精華」
[エリアレポート]
フランス絵画の精華
エリアレポート 茨城県陶芸美術館「幻の横浜焼・東京焼」
[エリアレポート]
幻の横浜焼・東京焼
エリアレポート 京都市京セラ美術館がオープン
[エリアレポート]
京セラ美術館
エリアレポート 渋谷区立松濤美術館「真珠 ― 海からの贈りもの」
[エリアレポート]
真珠
足立美術館に「魯山人館」がオープン'
魯山人館オープン
クラシックホテル展
クラシックホテル
アソビル「バンクシー展
バンクシー
岡田美術館「生誕260年記念 北斎の肉筆画
北斎の肉筆画
三菱一号館美術館「画家が見たこども」'
画家が見たこども
エリアレポート 市原湖畔美術館「雲巻雲舒 ― 現代中国美術展・紙」
[エリアレポート]
雲巻雲舒
エリアレポート 東京国立近代美術館「ピーター・ドイグ展」
[エリアレポート]
ピーター・ドイグ
エリアレポート 細見美術館「飄々表具 ー 杉本博司の表具表現世界 ー」
[エリアレポート]
飄々表具 杉本博司
エリアレポート ふじのくに地球環境史ミュージアム「消えゆく隣人」
[エリアレポート]
消えゆく隣人
国立新美術館「古典×現代2020」'
古典×現代2020
21_21
デザイナー達の原画
エリアレポート 愛知県陶磁美術館「異才 辻晉堂の陶彫」
[エリアレポート]
辻晉堂の陶彫
第3回 インターネットミュージアム検定
B-OWND 工芸のマーケットプレイスミュージアグッズのオンラインショップ ミュコレ
2020年の展覧会予定(東京・名古屋・大阪 近郊)
皇室がご覧になった展覧会 博物館・美術館の情報
テレビでミュージアム 博物館・美術館の情報
エリアレポート(読者による取材記事) 博物館・美術館の情報
ニュース
一覧
東日本大震災・ミュージアム関連情報サイト MUSEUM ACTION
イベント検索ランキング
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 ハマスホイとデンマーク絵画 特別展「奇才―江戸絵画の冒険者たち―」 フランス絵画の精華
写真展「138億光年 宇宙の旅」 【特別展】竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス 真珠 ― 海からの贈りもの 特集展示 大津絵と江戸の出版
博物館・美術館検索
ミュージアム干支コレクションアワード 干支コレクションアワード「鼠」
グランプリは《大根喰う(大黒)》でした
ミュージアムキャラクターアワード2018 ミュージアムキャラクターアワード
2019、グランプリは「つくぞう&つくみ」でした
刀剣乱舞(とうらぶ)に登場する刀たち 「刀剣乱舞-ONLINE-」に実装された刀、IM取材分をまとめました。
パートナーサイト 関連リンク集

             

博物館、美術館、展覧会の情報登録
博物館、美術館、展覧会に最適。広告のお問い合わせ
インターネットミュージアムへのお問い合わせ

Copyright(C)1996-2020 Internet Museum Office. All Rights Reserved.
ミュージアム・博物館・美術館の情報サイト[インターネットミュージアム]は、丹青社グループが運営しています
協力/ (株)丹青研究所 、編集・制作/ (株)丹青社