2018年10月12日(金)、神奈川県横浜市の横浜美術館で「駒井哲郎―煌(きら)めく紙上の宇宙」のプレス向け内覧会が開催された。
日本における現代銅版画の先駆者、駒井哲郎(1920-1976)の大回顧展。
駒井は1950年に春陽会展で、翌年には第1回サンパウロ・ビエンナーレで受賞するなど、深淵な詩的世界が刻まれた版画は国内外で高く評価された。
銅版画を追求した一方で、詩人や音楽家と交流。総合芸術グループ「実験工房」にも所属して活動するなど、文学や音楽との領域横断的な表現を試みた。
展覧会では、駒井の版画作品や詩画集など計約210点とともに、関連作家作品約70点を展示。
福原義春氏のコレクション(世田谷美術館蔵)を核とした色鮮やかなカラーモノタイプ(1点摺りの版画)も展示し、色彩家としての知られざる一面にも焦点をあてる。
「駒井哲郎―煌(きら)めく紙上の宇宙」は横浜美術館で、2018年10月13日(土)~12月16日(日)に開催。観覧料は一般 1,500円。
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