特集
    2020年秋のおすすめ展覧会 ベスト10 ― 首都圏版 ― [9月・10月・11月]

    いつ梅雨明けするのかと思っていたら、いつものような猛暑に。この暑さを乗り切れば、いよいよ芸術の秋が到来します。2020年秋のおすすめ展覧会ベスト10をご紹介しましょう。

    まず、東京国立博物館の平成館では「桃山 ― 天下人の100年」。鉄砲伝来から江戸幕府による鎖国まで、激動の時代に生まれた美術を概観。同じく東博は、表慶館でも「工藝2020-自然と美のかたち-」。82名の作家らによる現代工芸、洋風建築での展示空間にも注目したいと思います。

    休館が続いていた根津美術館もいよいよ再開。「モノクロームの冒険 日本近世の水墨と白描」では水墨画と白描画の魅力に迫ります。

    上野の森美術館では「KING&QUEEN展 ― 名画で読み解く 英国王室物語 ―」。5つの英国王朝の肖像画や写真など。展覧会ナビゲーターは「怖い絵」の中野京子さん。

    SOMPO美術館の開館第2弾展となる「ゴッホと静物画-伝統から革新へ」には、ゴッホの静物画25点が集結。  [8/26 追記:「ゴッホと静物画」展は中止が発表されました]

    東京都現代美術館では「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」。初期の広告からオリンピックのプロジェクトまで、多彩な活動を総覧します。

    アーティゾン美術館「琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術」では、東西の美術を「都市文化」というキーワードで再考。

    サントリー美術館「日本美術の裏の裏」では、教科書では教えてくれない日本美術の面白さの一端をご案内します。

    藝大美術館では「藝大コレクション展 2020」。上村松園《序の舞》、狩野芳崖《悲母観音》など名作と、藝大を象徴するコレクションと言える自画像群に注目。

    そして原美術館は「光 ― 呼吸 時をすくう5人」。1930年代の洋風邸宅を美術館として再生し、個性あふれる美術館として親しまれてきましたが、これが最後の展覧会となります。


    展覧会は事前予約が必要だったり例年とは開館時間が異なるなど、未だコロナ禍の影響が出ています。詳細は必ず公式サイトでご確認ください。



    おすすめレポート
    学芸員募集
    大阪府立弥生文化博物館 学芸員(常勤・非常勤)募集中! [大阪府立弥生文化博物館]
    大阪府
    【2024年5月開館】「名古屋刀剣ワールド/名古屋刀剣博物館」正規学芸員を募集! [愛知県名古屋市中区栄3丁目35番43号(名古屋刀剣ワールド/名古屋刀剣博物館)]
    愛知県
    【DIC川村記念美術館】学芸員・レジストラーを募集しています [DIC川村記念美術館]
    千葉県
    高知県立埋蔵文化財センター調査員募集中! [高知県立埋蔵文化財センター]
    高知県
    臨時的任用職員( 教育普及部職員)を募集中! [宮城県美術館]
    宮城県
    展覧会ランキング
    1
    国立西洋美術館 | 東京都
    モネ 睡蓮のとき
    開催まであと70日
    2024年10月5日(土)〜2025年2月11日(火)
    2
    SOMPO美術館 | 東京都
    ロートレック展 時をつかむ線
    開催中[あと58日]
    2024年6月22日(土)〜9月23日(月)
    3
    国立新美術館 | 東京都
    CLAMP展
    開催中[あと58日]
    2024年7月3日(水)〜9月23日(月)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話
    もうすぐ終了[あと1日]
    2024年6月12日(水)〜7月28日(日)
    5
    麻布台ヒルズ ギャラリー | 東京都
    ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―
    開催まであと97日
    2024年11月1日(金)〜2025年2月2日(日)